川のせせらぎの真横を走っている車もすれ違えない林道。
林道は曲がりくねりながらまだ奥まで続いているけれど、『車はここまで』という看板の所にそれはある。
ひっそりとした山々の中に建つこの神社は、清流の向こう岸。小さな橋を渡った所にとてつもなく大きな岩がのしかかる下をくぐり、渡っってきた川で手を清めるとずっと昔にタイムスリップしたような気になる。
林道に木が倒れてきていたので少し離れた所から歩く。
苔むした参道。
ここに、姫路城の心柱になったという御神木があると聞いてやってきた。
樹齢○○年の歴史を垣間見るようで触れてみるとしめっぽく、なぜか思わずご利益がありそうかもと考える。そんな私は邪道か・・・?
この神社を守るようにそびえる大岩と歴史を物語る御神木、そして清流。この静寂でありながらも厳格な雰囲気に引き寄せられるように足を運んだ。
思わず触れてみたくなる
見上げるのははるかかなた